詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜の果てへ行きたくて闇の中を 泳いでいく
恐れ知らずの 僕らは絶えず朝を 手繰り寄せては 抱きしめる
ほらね 気づけば 手にしてる朝の光
でも、なんだかそれじゃつまらない
なんでだろう なんでだろう
望遠鏡が 世界の果てにも届いたなら
すべてを見通せるのになあ
すべてに答えが出せないことで
この世界には 不思議という概念があるのでしょう
だから僕らはわざと目をつむる
夜の岸辺へ 舟を着け
朝に 上陸するんだ
ほら さっきまでの静けさが嘘のよう
眠ってた ざわめきが 目を覚ます。