ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.186000-186999 > No.186351「小さな愛の欠片。」

過去ログ  〜 過去ログ No.186351 の表示 〜


[186351] 小さな愛の欠片。
詩人:もとり [投票][編集]




薄暗い部屋の中

私は一人 考えてました


貴方は今頃

何をして居るんだろうと

誰と過ごして居るんだろうと


私は今

誰にも知られず泣いています



愛の言葉は

吐いて捨てる程あるというのに

私から出てくる愛の詩は

何処か悲哀ばかりが潜んでる



忘れて

忘れないで


突き放して

ずっと離さないで


近寄らないで

抱き寄せて



正反対のようで

紙一重のこの感情を

上手く伝える術はなくて



愛してる


この一言で

どうか伝わって欲しい

どうかあの人に伝えて欲しい


幾重にも想いを重ねた

もう伝えられない愛の言葉を






2014/09/13

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -