詩人:もとり
薄暗い部屋の中
私は一人 考えてました
貴方は今頃
何をして居るんだろうと
誰と過ごして居るんだろうと
私は今
誰にも知られず泣いています
愛の言葉は
吐いて捨てる程あるというのに
私から出てくる愛の詩は
何処か悲哀ばかりが潜んでる
忘れて
忘れないで
突き放して
ずっと離さないで
近寄らないで
抱き寄せて
正反対のようで
紙一重のこの感情を
上手く伝える術はなくて
愛してる
この一言で
どうか伝わって欲しい
どうかあの人に伝えて欲しい
幾重にも想いを重ねた
もう伝えられない愛の言葉を
2014/09/13 (Sat)