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[187015] やんわりとした終末
詩人:さみだれ [投票][編集]

星のお母さんが来て
「帰ろう?」と手を差し出す
僕らの町の一番高い
銭湯の煙突が潰れた
人差し指は学校の方へ
お兄さん指は隣町へ
お姉さんは川を塞いで
弟はスーパーの看板に
僕の家は気づけばとうに
お隣さんと同じ家
僕らはどこにも帰れないまま
星は太陽に手を振って
「バイバイ」

2014/12/07

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