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[187049] ささやか
詩人:どるとる [投票][編集]


歩き疲れて やっと家路にたどり着いた時には
空の向こうまで 赤く染まっていたよ
なんでだろうか もう何度も見てるはずなのに
いつも日が暮れると切なくなるんだ
わき上がる思いに逆らえなくて また涙がほほを伝う

悲しかったこと うれしかったこと
聞かせてよ 話してよ もっと伝えてよ
言葉にもならないくらい 辛いことがあるのは
お互い様だけど
少しでもあなたの力になりたいから
そばにいさせてよ そばにいたいよ

ごらんなさい 今日もまた日が暮れればほら
カラスも群れで巣に帰るよ
あなたには帰る場所がある 待っていてくれる人がいる
それだけで幸せじゃないか
これ以上の幸せはほかにはない 何もいらないよ

泣いちゃったことも笑ったことも
恥ずかしいことでもなんでもいいから
お互いの今日あった出来事を 食事でもしながらゆっくり話そうよ
そんなささやかな時間をいくらでも
積み重ねたら いつの間にか幸せになれる

気づかないところで
きっと誰もが幸せの前を 通り過ぎていく
当たり前な幸せじゃもう我慢出来なくて 特別なこと 望むから もう自分が幸せなんだとは思わないのです

泣いちゃったことも笑ったことも
恥ずかしいことでもなんでもいいから
お互いの今日あった出来事を 食事でもしながらゆっくり話そうよ
そんなささやかな時間をいくらでも
積み重ねたら いつの間にか幸せになれる
そこに幸せは生まれる。

2014/12/13

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