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[188252] 出会い
詩人:理恵 [投票][編集]



気が付いたときには、まみちゃんはそれと暮らしてた

誤って蹴飛ばしたとき、初めてそのことに気づいた

出会ったときは新しいモップのようだった

まみちゃんはしばらくそれを見つめてた



まみちゃんが学校から帰ると、

それは煙のようにもやもやとしていた

次の朝に見ると、マリモのように小さくなってた

夕方に学校から帰ると、

もやもやが大きくなって部屋の隅にいた

まみちゃんはそれを池に沈めた

それはどうやら池の底が気に入ったようだった

まみちゃんは毎日それを見に行った

それはぷかっと浮いてきた

それのいる場所はとても居心地が悪いけど

不思議と落ち着いた



きっとまみちゃんは、魅了されていた。





H27.5.21

2015/05/21

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