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[188616] 
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


庭先のバラの花

雨が洗う蕾たち

咲きたくて咲けない

7月の初旬


鬱々としたまま

外に出なければ

咲いたことすら

知らないままで


花は咲き

花は散る

見つめていなければ

健気な蕾の意味を


身体中を震わせて

大輪の花咲かせて

芳しい時を魅了する

健気な蕾たち


時を待ち咲き誇れ

健気な蕾たち

人もまた同じ

健気な蕾たち

2015/07/02

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