ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.188000-188999 > No.188694「trust」

過去ログ  〜 過去ログ No.188694 の表示 〜


[188694] trust
詩人:壬治 [投票][編集]


すこし震える指で
靴紐を直した
約束も何もない未来に
清々しさすら感じて
この一瞬が
余りに美しいから。

月明かりが
照らしている夜
小道のつづくその先に
待つはずの結末を
期待したりして
また泣いた。

勘違いしないで
心残りなどないよ
あるとすればそれは
たぶん幻なんだよ

ありったけの夢を
詰め込んで船出
命の意味を知りたい。
天が色づくような
空気が甘いような

この頃の前兆に
ふたりはもう気づいてる。

2015/07/11

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -