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[189067] はるか
詩人:どるとる [投票][編集]


見渡すかぎりの世界は いつかの思い出を抱えて

すべての人の瞳の中で どこまでも 広がって

蟠りを残したまま めくられていくページ
その先には何があるのか誰も知らない

僕はただ いつでも
笑える隙をうかがって
その時に備えるだけ

はるか 向こう岸まで 悲しみでいっぱい

喜びは あまりに小さくて見えない

それでも まだ 希望は溢れるほど

この世界を 照らして
今日も変わらない朝を届ける

幸せというならばこんな気持ちをいうのだろう
僕は意味もなく笑った。

2015/09/03

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