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[2102] 欲望
詩人:soRa [投票][編集]

夢の詰まった宝箱には四つの暗号がかけられていた

一つ目は案外簡単ですぐに解かった

二つ目を解読したとき僕の周りに知らない人たちが集まり始めた

三つ目はその人たちが話し合って答えを見付けてしまった

四つ目はどうしても解からない

僕は全てを我慢して夜も眠らずに必死に答えを探した

誰かが耳元でささやいた

解からないならその鍵を壊してしまえと




違うんだ

何かが違うんだ

僕がしたいのは暗号を解く事なんかじゃない

言いたい事もいえない

やりたい事も出来ない

全て押さえ込まれてしまう

僕はいつのまにかあの人たちの宝箱を開けるための

ただの道具にされていた

僕の夢はこんな箱には入らないものだったはずだ

おかしくなりそうだ

欲望がいつも僕の邪魔をする

2003/06/03

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