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[22291] 赤い糸
詩人:す〜 [投票][編集]

僕が初めて本気の恋をしたとき、

僕の瞳には大好きな君へと繋がる赤い糸が見えた…

真っすぐピーンとのびた赤い糸は歪む事無く僕の小指から君に向かっていた。

僕は切れないように、絡ませないように、時間を懸けて手繰り寄せていった。


そんな時君への恋は突然終わりを告げた…


「なぜ?‥」

「赤い糸はまだ切れてないよ…」

赤い糸はピーンと張っている。

僕にはまだ赤い糸は見えているのに‥

でも君への恋は終わった。
大好きな君への恋は終わった…

僕は諦められなくて赤い糸をじっくりと見つめ直した。

よーく見ると君に向かってのびていた赤い糸は、君に絡まっていただけだった。

でも絡まっていたその赤い糸はまだ切れてなく、その先にのびていた…


未来に向かってしっかり歪むことなくピーンとのびていた。


僕にはそう見えた。

2008/02/09

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