過去ログ
〜 過去ログ No.27056 の表示 〜
[27056] 存在
本当のものなんて何一つ見つけられなかった。
嘘とエゴに包まれたまま
誰もに忘れ去られた真実。
確かなものなんて何一つ僕の前にはなかった。
真実を覆い隠す為の
何重にも重ねられた薄いオブラード。
ただ
その中で僕を抱きしめる君の温度だけが確かなもの。
僕の隣に居る君だけが
僕と世界を繋ぐ本当のもの。
お願いだから
この温もりを僕から奪わないで。
君以外の真実なんて
もう僕には必要ないから。
2005/02/06
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -