過去ログ
〜 過去ログ No.27072 の表示 〜
[27072] 卒業
いつのまにか終わってた
始まる前に終わってた
左腕に抱えてる
未練つまった一枚の紙
門の前に君がいる
最後のチャンスが訪れる
見事に素通りしてしまう
戻る勇気も出なかった
第二ボタンはついたまま
できれば君に渡したい
履かなくなる上靴持って
夕日を背に自転車の上
バカバカバカ俺のバカ
アホアホアホ俺のアホ
たった一言が言えなかった
「君が好きです」と
悔しさ溢れる桜の中で
いざさら〜ば〜
2005/03/01
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -