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[27657] 時計
君が居なくなったのが
去年の夏
だけど
僕の心の中では
昨日も今日も
君が居る
もうこんなに長い月日が経っているのに
僕の中の時計は
だいぶ遅れて
時を刻んでいるらしい
思いは少しも
薄れることなく
むしろ 重なる時間と
比例して
厚くなってゆく
そして いつでも
月日は変わらず
僕の恋愛事情など
知る由もなく
刻一刻と 流れてゆく
去年の夏から
狂いだした 僕の時計
いったい誰が
修理してくれるだろう
2005/02/14
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