ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.30000-30999 > No.30500「月と甘い、涙」

過去ログ  〜 過去ログ No.30500 の表示 〜


[30500] 月と甘い、涙
詩人:柚樹 [投票][編集]


一時間かけても英語の宿題が解けない

立ち上がると膝が微かにカタカタと嗤った

上手く握力が入らず携帯を床に落とす

ああ この感じは知ってる

あの人のときもそうだった

限り無く胸の中に広がる黒い海のようなモノ

月を見つめると只

甘い記憶と辛い涙が身を染めた。


2005/03/26

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -