あの時と変わらぬ風景であの時とは違う僕はなんだか寂しくなった何一つ変わらないようで全てが変わったことを知らずに笑っていられる程もう僕は子供ではなくて戻れないからといって決して削除できはしない過去の記憶に歯がゆさを残したまま時に急かされる僕はまだ大人でもないまだ途中にいる僕のように風に舞う花びらに思ういつかこの枝々が色を持つならその頃も同じ気持ちでいつかその色が変わってしまっても忘れぬように…無心に咲く花に憧れと似た感情を抱く
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