ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.30000-30999 > No.30607「沈下」

過去ログ  〜 過去ログ No.30607 の表示 〜


[30607] 沈下
詩人:ゆぅ [投票][編集]

障害が
多いほどに

揺れて
燃える恋心

それは
雨で鎮火する
炎の様に

季節に
熱を
奪われてく

夏には
情熱を感じた

秋には
愛情を貰った

冬には
孤独を覚えた

"淋しい"が
募る程に
冷たいと感じる

季節が
過ぎる分だけ

知らなかった
感情を
覚えてく

幸福な
思い出の分だけ
沈んでく

2005/03/27

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -