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[3149] ジャンクフード
詩人:soRa [投票][編集]

雨の夜

雨音が闇の中の孤独な僕を優しく包む

悲鳴にも似た君の泣き声が耳から離れない

息苦しさに耐えながらジャンクフードを頬張って

ビタミン剤を流し込んだ

もう何度目だろうか

君からの別れ話を聞くのは

僕の心はその度にらせん階段を下りるみたいに

くるくると回りながら落ちていくんだ

すると君は決まってそんな僕を受け止めて

そうしていながらすがるように泣き付いてくる

君はいつからそうなってしまったの

この街での生き方を身に付けたのなら

もうあの頃の不器用さを見せないでおくれよ

君の涙の綺麗さが

いつも僕を惑わせるんだよ

ジャンクフードを片手に君のところへ行こう

この雨がやまないうちに

2003/07/20

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