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[32165] この風ともう一度
駆け抜けた風
あの頃の心地良い追い風も
今では鬱陶しく感じる程
変わり続ける日々に
"止まれ"の標識をかざす背後に
背負うものなど無い
置いてきたはずの君の笑った瞳が優しくて
涙しそうになったけど
まだ駄目だ
きっとまた弱い僕になってしまうから
この風をもう一度追い風と呼べた時
今度は高く高く"進め"の標識をかざし
もう一度君に
会いにいこう
2005/04/16
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