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[34201] Heavens Road。
詩人:風凛 [投票][編集]



『この道をまっすぐ行くと、天国という所へ行けるんだって。』

星空の上の丘。
木の立て札が指をさす。
『この道をまっすぐ行くと、天国という所へ行けるんだって。』

空を埋め尽くすような星。
子供の旅人が二人。


二人の家族は、
真下の世界で二人を待つ。
時間のある有限な世界に、彼らがもう、いない事を知らずに。


『この道をまっすぐ行くと、天国という所へ行けるんだって。』

時間のない無限な世界。

二人は歩く。

無限な旅路。

二人の旅路。



『天国という所』に向けて。


2005/05/11

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