ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.4000-4999 > No.4498「空河」

過去ログ  〜 過去ログ No.4498 の表示 〜


[4498] 空河
詩人:放射能] [投票][編集]

誰もいなくなるのを
待って
俺は火をつけたのさ
燃え上がっていく炎と興奮をみて
ほら
こんなにもきれいだよそれを見て
笑ってた俺は
いきなり
発作で倒れたのさ

因果応報
一周してきたよ
空河に流されて

人をアテにするのは
余裕のある証拠
苦しい時の
神頼みなんて
まだ下はあるんだよ
他の事など
考えられなくなるよ

難民船に乗って
海は広いな大きいな
人の心は狭いけど‥
 

2003/09/29

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -