ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.45000-45999 > No.45715「赤子」

過去ログ  〜 過去ログ No.45715 の表示 〜


[45715] 赤子
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

何も求められていない赤子が笑っている

黄色い ちぃっちゃな花が幾つも 幾つも

ユラユラとする




抱き抱えると

モソモソと柔らかく

一杯の揺らめく水のように

大切に包んだ手の中から
こぼれようとする




煌めく明星の瞳

風にそよぐ綿帽子の手の平

甘く香る水蜜桃の頬




その未来に

過去、全ての死者の生きた理由を

その魂に

命と愛の意味を秘めて…


2007/04/21

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -