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[5] 心の呟き
詩人:トシ [投票][編集]

簡単には言えない言葉…いつも心に秘めていた。

傷つくこと恐れず、無防備に心から追い求めていた。

届かぬ想い…いつも心に秘めていた。

君の笑顔が、何気ない会話が僕の幸せだった。

片想いでも良いから、身近な存在でいたかったのに…。


今は長く険しい暗闇の中を彷徨い歩いているよう…

光を探そうともしない僕は、もしかしたら今でも君のことを…

僕の心の奥に理想化された君の姿…現実が見えない。

光に背を向けて歩く僕の心に、閉じ込められた本当の僕…

傷つかないように逃げているだけなのか。

早く解放されたい本当の僕が、そう呟いている。

2002/12/06

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