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[50250] 星空に
詩人:ちこ [投票][編集]

また今年もこの季節がやってきた
廻り廻って私のもとへ
あなたの温もり思い出す
その温もり恋しく思うこの季節

風が冷たい
一人膝を抱え夜空の星みつめ
一人肩を抱き目を閉じた

流れ星に想いを馳せ 一人願う夜空には
絶え間なく輝きつづける遠い光

明日もひとり頑張ろうと
見上げた空が あまりにも大きくて
見つめた星が あまりにも遠くて
自分の小ささを思い出してしまった
自分の弱さを思い出してしまった

なぜ人は弱さをもったんだろう
それが無ければ 夜空をただ美しいと思えるのに
なぜ人は小さいんだろう
そうでなければ 星をただ綺麗だと思えるのに

なぜ私は弱く小さい人間なんだろう
そうでなければ
あなたの温もり求めることはないのに

2005/09/30

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