ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.51000-51999 > No.51196「想える人がいなくなった日」

過去ログ  〜 過去ログ No.51196 の表示 〜


[51196] 想える人がいなくなった日
詩人:安曇 [投票][編集]

笑えないくらい苦い想い
なんてさ

消えちゃえ

けしごむで消えてくれれば良いのに




僕は
本当に忘れたいのかな…




半袖じゃ肌寒く感じる風が容赦なく吹き付ける


涙は出ない。
怒りもない。


ただ
虚しさが僕のなかに漂っていた


大好き。
って想いだけじゃどうにもならないこともあって


何にも出来ていない自分にも気付いてて


理由を付けているだけなのもわかってる。


でも、大好き。
だけじゃどうにもできなかった


深く人を想うと傷も深く

深い傷は中々治らず

わからない。

いや、本当はわかってる。



笑えないくらい苦い想い
なんてさ

消えちゃえ

けしごむで消えてくれれば良いのに




僕は
本当に忘れたいのかな…




ねぇ…

2005/10/08

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -