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[55061] 後ろ姿。
詩人:ゆかり [投票][編集]

貴方の後ろ
忘れ物して急いでたけど
抜かすわけにいかなくて…
仕方なしに歩いて
本当は話したかったのに
根性なしの私の手はピクリとも動かないから…。

穴があきそうなほど貴方の背中を見ていた私は
とても広くて優しく包んでくれそうな後ろ姿に
やっぱ男の人なんだなぁって
しみじみ思っちゃったんだ。

2005/11/08

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