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[5515] 魔法の歌声
詩人:lua [投票][編集]

「ねぇ…この声は
だれの為に…何のために…」

道に座り込み

ストリートミュージシャンの歌声に

ゆったりと聞き惚れた

アコースティックギターの音色に

バッチリ合ったその歌声は

私のココロに

嫌味なくらい
素直に入り込んで

ココロの傷口で
溶けていった

染み込んだ
魔法の歌声は

今でも私の中に

息づいて

素晴らしい『音』を
奏で続けてる

「良ければ、また
聴かせて下さい」

そう言い残し

私は去った


帰り道

口ずさむ

「ねぇ…この声は
だれの為に…何のために…」

2003/11/03

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