寒空の下、君と二人抱き合ったのは去年の今ごろだっただろうか。”僕は君しか見てなくて、君は僕しか見てなくて”そう信じてた。初冬の風が君の気持ちをさらっていって二度と帰ってこなくなるまでは。今年もまた初冬の風が吹き抜けてく。「ねぇ、寒風さん。あの女の子の気持ち、どこにつれていったんですか?」君のいない僕の隣を。
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