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[55553] 砂埃バッファローと倒れた僕
詩人:リコ [投票][編集]




疾走
バッファロー



鼻息荒く
グレイの角は
逞しく



擦れ違う時
眼を合わせられなかった
虚栄心が
邪魔をして
砂埃の中
あまりに
彼が眩しくて




黒いレコードから
飛び出したヒーロー



もう
ナイフは閉まって
くれないか




このまま
この道
真ん中で




倒れてしまいそうで
抱かれて気絶する様だ


オアシス
探さずとも




イカれたコンポが

第一の水を放ち




それを飲み干し




立ち上がり



あの
バッファローの足跡
見送り


僕は



足跡の無い
足場の悪い




道を選んで




2005/11/12

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