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[56348] ある夜の日
詩人:林家 [投票][編集]

居酒屋にて

「焼き鳥でも食べようか?」

軽くお酒を飲みながら、何でもない会話をして

隣にいるだけでどうしてこんなにも安心するんだろう

少し温くなったお酒を口にして、僕は決して君には言えない想いをグッと一緒に飲み込んだ

「もうすぐ、雪の降る季節になるね」

君に出会った時、確か静かに雪が降ってた

あれからどれだけの月日が経ったかな?

一目で心を射ぬかれた

僕はあの日を忘れない

2005/11/19

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