ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.5000-5999 > No.5945「いたずらにギュッと抱きしめる」

過去ログ  〜 過去ログ No.5945 の表示 〜


[5945] いたずらにギュッと抱きしめる
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

そう、ボクの目線のちょっとだけ下
そこになびくキミの髪からは
そっと優しい花のかほりが漂っていて
今でもそのにほいがするたび
キミではないかと振り返る

キミはそっと舐めた人差し指を僕の前にかざし
今日は北から風が吹いてるねって
突然そんなことを言う

今でもボクは
真似してそっと指をかざす
本日はミナミカゼなり

突然ほほにチュッとキスし
いたずらにギュッと抱きしめる

優しすぎるキミの温もりが
あの頃のボクには少し痛くて
今にもどこかに飛んで行ってしまいそうなキミを
痛いくらいに抱きしめた

またこの道を歩いていこう
今度は一人だけで
またいつかキミに出会えるだろう
その時にはまた微笑みかけれるように

今はまたそっと指をかざそう

本日はキタカゼなり・・・

2003/11/17

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -