例えば花瓶に咲く一輪のバラがちっぽけなことに笑って泣くあたしが朽ちてなくなってこの世界から消え失せてもきっと何も変わらず時間は流れる止まりもしなければ急ぎもせず季節も自然に移ろいあの子も幸せそうに笑っていつかはみんな朽ちてなくなっていく身それでも時間は流れつづける死にゆく命もあれば生まれる命もあるから世界はまわるクルクルと多くの悲しみとそれとおんなじだけの喜びを乗せて時間は流れる刻々と多くの命の時を刻んでその身朽ちゆくその日まで
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