| 詩人:花 | [投票][編集] |
地下から吹き上げる冷たい風に まだ慣れない私
雪の寒さとは違う
風の冷たさ
心なしか 過ぎ行く人の顔も 無表情無愛想
落葉が風に舞散る大通り
裸の木々が冬支度
後にした住み慣れた雪国の温かい寒さを思い出したら
なんだかちょっとホームシック
ここは寒いな
風が冷たい
人混みに飲まれそうになる
いつだって始まりは一人
慣れてしまえば以外と平気強がる理由を考える
ある日の帰り道
躓いた私に一人の少女
「大丈夫ですか?」
たったそれだけで
嬉しくなった
「全然平気です」
意味不明な日本語並べて立ち上がる
木枯らしの季節の
一日だけのインディアンサマー
雪の降らない冬が来る
もう少し頑張ろう
いつか此処も故郷になる