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[72021] 桜
変わりゆく景色を
見つめ続ける
この中に自分の姿はあるのかと
寒くうす暗い闇の中に
自分で自分を追い込み
何も望まず
期待もしなかった
希望と言う言葉を喪失していた
過去の時間
そんな姿は
もうこの景色にはないのだと
散りゆくこの木が
教えたくれたのか
降り注ぐ花吹雪
そして
最後の花びらが
この手のひらにそっと・・・
今度逢うときには
もう心配はいらないよ
・・・ありがとう
2006/04/11
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