ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.72000-72999 > No.72939「ツギハギ」

過去ログ  〜 過去ログ No.72939 の表示 〜


[72939] ツギハギ
詩人:花房優希 [投票][編集]

溶けるように 踊る

甘く苦い熱の中

私は蝶のように舞った

ひらり

ふわり

闇に紛れるように、泳ぐように

カラダを蝕むは、塩酸の海か

沈みながら光を見た

反射して、歪んだしろい閃光を

継ぎ接ぎの心は鳥に喰われ飛び散って

残ったのは、役立たずな精神

残像だけがゆらゆら揺れている

「思い出」という名の、キレイな虚実

そうして、





ワタシは人の形を亡くしてゆく

2006/04/21

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -