過去ログ
〜 過去ログ No.77218 の表示 〜
[77218] その時僕は何を考えてたんだろう
大切だった
大切だったからぎゅっと握ってた
落とさないように
無くしてしまわないように
けど、大切にしすぎちゃったのかな
いつの間にか粉々の砂になって隙間からハラハラこぼれてた
両手で必死に塞いでも隙間はなくならなくて
僕はただ見てるしかできなかった
青く突き抜けるような空に舞うキラキラを
ただ、見送るしかできなかったんだ
2006/06/09
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -