ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.77000-77999 > No.77229「大人のつもりでいた私」

過去ログ  〜 過去ログ No.77229 の表示 〜


[77229] 大人のつもりでいた私
詩人:安曇 [投票][編集]

堪えていた涙が流れた


悲しい、だとか

苦しい、だとか


言えずに我慢と押さえていた想い


やっと流れた涙と共に




心の中がからっぽになる


一瞬だけでも
からっぽになった




いつの間にか
何かを我慢してて


いつの間にか
何かに耐えていた




大人のつもりで歩いていたけれど


結局私は、
まだまだ子供だった。




堪えていた涙が流れた


からっぽになった


心にまた、入りきれないくらい


何かが堪るだろう

2006/06/09

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -