詩人:安曇
堪えていた涙が流れた悲しい、だとか苦しい、だとか言えずに我慢と押さえていた想いやっと流れた涙と共に心の中がからっぽになる一瞬だけでもからっぽになったいつの間にか何かを我慢してていつの間にか何かに耐えていた大人のつもりで歩いていたけれど結局私は、まだまだ子供だった。堪えていた涙が流れたからっぽになった心にまた、入りきれないくらい何かが堪るだろう