二人の影が軽く揺れた黄昏の畦道に咲き誇る遥かな水芭蕉瑚珀色に消えていったやがて訪れる星色に瞬いた空あの懐かしい太陽の下でいつかこの道を君を自転車に乗せて走れたなら「幸せだよ」と君に言うのだと僕は誓うよそんな日々に詠う二人の恋
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