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[81611] ずぶぬれ
詩人:シンラ [投票][編集]

大きなトラックが

顔に水をかけて去る



赤い車が

クラクションを浴びせて走る



このまま意識を無くそうか







ヒトリで歩く

道は険しい



雨は降る







でも、待ってるひとがいる。



ずぶぬれのわたしの



髪をなでてくれるひとがいる。



きっと。

2006/07/25

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