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[81669] 架空の世界
絡めた指は解けなくて
求めた声はいつでも聴こえるの
目覚めたときにはどんなときも
キミが隣で寝息をたてている
無意識に抱き締めてくれる腕は
強すぎるくらいだけど
優しさしか感じられなくて
熱帯夜に
汗ばんだ体
離れないまま
永遠なんて要らなかった
奇跡なんて要らなかった
神様なんて要らなかった
夢ならまだいいよ
微睡んだ時間は幸せだから
でも
こんなのただの
架空の世界
2006/07/21
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