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[8216] あいいろ。
詩人:凜一 [投票][編集]

あいいろの制服
あいいろの浴衣
あいいろのセーター
頬ずりしたいくらい
匂いたつ



まっすぐなあい




空気がつめたいよるの
星がみえないそら

あなたのせなかみたい
抱きしめたくても届かない
あたしの頬っぺたも



からっぽの あい



でも
やがて滲む朝焼けのように

そのあいいろを
うばって
食べてしまうよ?

全部
あたしになるよ

きっとね





そして、あたしは今日も首を伸ばす


朝焼けがくるまで

2004/02/03

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