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[83046] その1
詩人:松尾 優月 [投票][編集]

朝露の稲葉は翡翠の色硝子で
唐突に優しさは風で波になったりお喋りが過ぎ、きらきらとしておはようの歌を歌い上げ跳ねている翡翠も同じように色を合わせ潤いへ、ケロリとあたらしく眼をひらいて顔を洗いました。
昨夜からお月さまは満ちてきてますから、お天道さまと仲良くなれそうですね。誰かが杭を挿す秋にはまだ早いですからね。
夏休みですかね。モズ穴が増えたので少し歌は控えましょう。あの季節にだけは琥珀色の蝉には知らせんでもらいましょう。翡翠郷に優しさの海へと繋がっている水路と瀬音に澄む中に赤色が居て水系のトパァズを得ている事を知らせんでもらいましょう。

その瀬は流れてはいるのですか?聞けば新月の井戸無きよるのこと、狐なんて怖くないと周りを囲んだらしいですから。土竜が小さな空の赤色をぶるぶる震えながら桟敷のペリドットに点滅で伝えてくださった事を忘れていたのです。流れを停めてはなりません。真珠のまあるい桃色したことばで掬ってあげなさい。
朝露は泣いてボロボロと涙をこぼして微か流れを作り上げています。蛙は、つーいぃ。と向かう

2006/08/06

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