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[86318] 夜の奇跡
詩人:蜜稀 [投票][編集]

目の前にあった背中
乾いた土の匂いがした
手を伸ばせば届くところにあった

誰にも言えなかった
言おうとも思わなかった
あの夜のこと

この世にたった一つの奇跡
拾い集めれば一体何になるのだろう

もう二度と出会えない
あの夜の奇跡

2006/09/24

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