過去ログ
〜 過去ログ No.88252 の表示 〜
[88252] ふあんてい、な願い
ゆめうつつ、
独り
涙を流して
眠りつく夜
触れてほしかったはずの
痛みも深みへ飲み込まれていった
あたし、をまもるためには
あたし、を殺すしかなかったのよ
消えてく痛みと共に
刻まれてく痕は
いつになったらあたしを
放してくれそう?
溢れる涙は、布団を濡らしてくけれど
感情の往きつく場所は、無いの
あたし、の隣で
微笑ってくれてる貴方だけが
今、ちょっとした
あたしの救いなの
きっと、消えないでいて
2006/10/26
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -