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[89315] 無題
詩人:番犬 [投票][編集]

よおブラザー

お前の横顔が悲しいんだ

憎しみばかりで彩られてさ

貧乏さえも恥じるお前の横顔が

俺は心の底から悲しいんだ

なあブラザー

無言はよして話をしようぜ

たとえばの話だ

もしも自由のピストルが

なんでも殺せるピストルが

俺たちの手の中にあったなら

いったい何を撃ち倒そうか

よおブラザー

俺に教えてくれないか

昔つきあってた売春女か

それとも酔いどれたお前の親父か

お前をそこまで追い込んじまった

そいつの正体を教えてくれよ

よおブラザー

お前が最大の過ちを犯す前に

俺がお前を撃っちまうかもしれないよ

そうすりゃお前は自由になれるからな

俺はその後自分の頭を撃とう

自由ってのはそういうことさ

なあブラザー

お前の横顔が悲しいんだ

笑ってくれよ

2006/11/12

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