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[9002]
ハルイチバン
詩人:
日月子
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気が付けば
運命の日は過ぎて
重い前髪払うように
今
一陣の風が吹いた
暖められた心が
髪、肩、指先で
小さな気流の渦を作る
倒れた樹にも
萌黄色の
小さな勇気
光の呼ぶ方へ
目を覚ました
2004/02/21
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