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[90186] もうひとりの…
詩人:morning star [投票][編集]


あぁ、わたし…

「いつか失うことを知っていたから、
あんなにときめいていられたんだわ、
あんなに楽しんでいられたんだわ、
あんなに愛しんでいられたんだわ…」

って、


もうひとりの自分が
労るように、ほほえむように、慈しむように、そんな瞳のまなざしで、
わたしの細いかたにやさしく掌をおいてる…


きこえてくるよ…思い出
揺らめいているよ…笑顔
こぼれそうになるの…信じてたはずの未来。。。



あぁ、わたし…

「いつか失うことを知っていたから、
あんなにときめいていられたんだわ、
あんなに楽しんでいられたんだわ、
あんなに愛しんでいられたんだわ…」

って、


もうひとりのわたしが、 いまこの部屋にいるわたし抱きしめてる……あたためるように、いとしむように、つつみこむように。。。




「だけどわたしは未来を力強く生きていくんですよ」って…そんなふうにきこえてくるみたいに。。。





2006/11/26

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