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[90512] 透明瓶
詩人:和泉 [投票][編集]

もう空っぽだった
飲み込んでしまったから

吐く息も冷めぬうちに
届けばいいのに

バラバラの言葉
繋ぎ合わせて
もう離さないように
想いの糸で縫い付けて


もう空っぽだった
こぼしてしまったから

一粒の言葉が
瓶の底で音を立てた


2006/12/01

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