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[94326] 風、止まぬ
悲しい気持ちを空に投げようと
投げる真似をして忘れようとしたけど
それでも忘れられないんだ
心に付いた傷跡が消えてくれない限り
悲しみも消えはしないから
僕は多分このまま一生悲しみを背負い続けるしかないらしい
吹き抜ける風はいつかの涙の冷たさによく似ている
いつまでもいつまでも
風は止まずに僕の寂れた心を揺らすんだ
お節介な耳打ちをするように
風は吹いていた。
2007/01/21
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